【時計購入レビュー】グレース・ファブリオ レギュレーター
こんにちは、Doiです。
もうすぐ12月。気温は下がり、腕に着けた時計を厚着した衣服が幾重にも重なるこの季節、私は時計の革バンドを新調するという...そんな時期でもあったりします。
さて、今回は当ブログで第4回目となる時計購入レビューです。
その時計がこちら。グレース・ファブリオのレギュレーターです。
グレース・ファブリオのコレクションとしては、これで2本目となります。
同社についての概要は、前記事で綴った通りです。手が出しやすい価格帯で、尚且つ愛好家の心をくすぐるようなデザインや機能を持つのが特徴で、他にも気になっているモデルが数多くあります...。
基本的にグレース・ファブリオの時計は、ETAのような汎用のムーブメントにモジュールを載せる構造にすることで、製造コストを下げていたようです。
本機は、ETA 2824-2にレギュレーターモジュールを載せていますが、その分の厚みが気になる事はありません。
ゴールドメッキのローターのおかげで安っぽさはありません!
手持ちの“アラーム”とツーショット。
これからも増えていくのでしょうか...笑
リストショット。
ケースは直径34mmしかないため、私のような腕が細い人間には嬉しいですね。
文字盤のギヨシェ彫“風”の模様や筆記体のブランド名など、クラシカルで上品な印象を漂わせます。
実はこの時計...ジャンク品として売られていました。
なぜかというと...
・主ゼンマイ切れ
・天真折れ
の2つの症状が。どこかに落としてしまったりしたのでしょうね。
そこで私は早急にヤ◯オクで部品を調達しました。汎用ムーブの嬉しいところは部品をすぐ買える事ですね。
レギュレーターモジュール部は特に問題ありませんでした。よかった...
針付けの作業はとてもシビアです。
少しでも薄くしようとしたのでしょうか、文字盤と針の間がほんの僅かしかありません。
...ということでオーバーホール完了!
歩度調整も行ったので、実測で1日あたりプラス15秒以内には収まってくれています。
ジャンク品は時々買いますが、自分でオーバーホールができる楽しみと、それによって時計への愛着も深まるのでいいですよね。
今回はここまで。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
Doi