DOI WATCH BLOG

腕時計と私の日常

【時計購入レビュー】スウォッチ ビッグボールド ジェリー

ネットニュースで見かけて、ちょっと前から密かに気になってた時計を買ってしまった。それがスウォッチのビッグボールド・ジェリーだ。

 

スウォッチは、時計愛好家のみならずファッション好きにも圧倒的な人気と知名度を誇るブランド。

同社が創業した1983年に発売されて人気を博したという、透明なケースや文字盤が特徴的な名作「ジェリーフィッシュ」(クラゲの意)を、最旬コレクションであるビッグボールドシリーズに再解釈して新登場したのが、このビッグボールド・ジェリーなのだ。

 

f:id:doiwatch:20200325144004j:image

 

オリジナルと比較すると分かりやすいが、見事なまでにそのデザインの意匠は引き継がれている。

 

ビッグボールドという名前の通り、この時計はとても大きい。直径47mmなのだが、ケースがクリアなプラスチック素材であるため非常に軽く、カーブした一体型のラグが手首にフィットしてくれる。


f:id:doiwatch:20200325144007j:image

 

極限までシースルーなこの時計。まさに“クラゲ”の名にふさわしい。

赤・黄・青の3本の針が綺麗に映える。


f:id:doiwatch:20200325144018j:image

 

もちろんケースバックも透明。クォーツムーブメントの動きを眺めることは容易だ。


f:id:doiwatch:20200325144021j:image

 

ラグにかけて大きくなるという椀形のケースが特徴。またリューズが2時位置にあるため、手首に当たりにくくするという、さりげない気配りもお見事。


f:id:doiwatch:20200325144014j:image

 

シリコン製のラバーベルトも、爽快感溢れる半透明だ。バックルはアルミ製なのでチープさを感じさせない。


f:id:doiwatch:20200325144024j:image

 

透明すぎるが故にこんな楽しみ方も。

光にかざして眺めると、まるでレントゲン写真のように見える。


f:id:doiwatch:20200325144011j:image

 

最後にリストショット。

前述したようなラグの形状やラバーベルトの角度など、大きいからこその装着感への計算されたこだわりが伺える。

腕が細い自分にとって、45mmを超える時計で装着感がいい時計なんて無かったのだが(笑)、これは確実に例外と言える。

 

清々しいほどに透明なビッグボールド・ジェリー。腕が露出する機会が多い蒸し暑い夏に、少しでも爽快感を与えてくれるだろう。

 

スウォッチ ビッグボールド・ジェリー】

ムーブメント :クォーツ

防水性能:3気圧防水

ケース:直径47mm プラスチック製

ストラップ:半透明色シリコンベルト

価格:12000円(税抜き)