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腕時計と私の日常

オリエント展でござる。

先日はエプソンスクエア丸の内で行われていたイベント“オリエントは日本の時計でござる”展に行ってきた。

日本の知る人ぞ知る時計ブランド・オリエントの創業70周年を記念して行われた展覧会だ。

 

エプソンスクエアはエプソンの商品を体験することができるショールーム。しかし入り口にはオリエントとトゥルームの腕時計を常時展示しているスペースが存在する。

 

今回のイベントはそのショールームの中にあるイベントスペース“エプサイトギャラリー”で行われていた。

 

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時計の展覧会としては珍しく、時計に直接触れて機能を楽しむコーナーが。

 

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1979年に登場したデジタルLEDウォッチ・タッチトロン。側面のボタンを押すと数秒間表示するという、世界初の機能を備えた時計だ。


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こちらは1964年に登場したフラッシュ。ボタンを押すとベゼルに内蔵された電球が点灯するいう、ユーモアあふれる機能を備えた時計。復刻モデルの方はちょっと欲しかったりする(笑)。


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会場にはイラストレーター・山田全自動氏による“オリエントあるある”の作品が。どれもちょっと共感できたり笑えるのがイイ。


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私が「オリエントの時計を買うとしたら何がいい?」と訊かれたら、迷わずモンビジュだと答えるだろう。

上は当時の広告だが、ムーブメントのパーツの写真と名称が載っていて、なんとも機械式時計への愛を感じる。


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これが実機。スケルトン加工が施された手巻きムーブメントは高級感があり、テンプが動く姿はまるで命が宿っているかのようだ。

 

ーーー私は機械式時計に興味を持ってから多くの時計を買ってきたが、実はオリエントの時計を一本も所有していない。

近い将来、オリエントがモンビジュのような私の琴線に触れる機械式時計を発表すると期待したい。



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