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腕時計と私の日常

ボヴェのコンプリケーション百花繚乱!

今回はボヴェ。

度々お世話になっている銀座ブティックでの出来事。なんとボヴェのコンプリケーションモデルを一挙に拝見できる機会を設けていただいたのだ。その凄まじい様子を写真で紹介したい。

 

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...この通りである。

この6本で総額がエゲツないプライスになっていることは間違いないが、それよりも時計そのものにフォーカスして、ボヴェが誇る技術と芸術性を読み取る事が重要である。


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まずはこちらのディミエ・リサイタル17。一目で機能が凝縮されているのが分かる。ホームタイムに加え2カ所のローカルタイムと都市名、昼夜表示、そしてムーンフェイズを備える。にも関わらず、パワーリザーブは7日間を誇る。


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次にディミエ リサイタル26。

直径48mmの大柄なサファイアクリスタル製のケースと、美麗なブルークォーツ文字盤が目を惹く。加工が非常に高難度な素材を組み合わせ、唯一無二のスタイルを創り出した。


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こちらはヴィルトゥオーソVlll。

ボヴェの芸術性とハンドメイドの精神が全面に現れている作品だと思う。隅々にまで施されたフルリザン装飾の美しさは、残念ながら写真だけでは伝える事が出来ない。そして“ウラ”はもっとスゴい。


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今回初めて手に取ったのが、こちらのアマデオ フルリエ ヴィルトゥオーソ。

自分の中でのボヴェのイメージがまさにコレ。というのも、初めてネットで見たボヴェの時計がアマデオフルリエのトゥールビヨンだったのだ。

今日のボヴェの起源となった時代の雰囲気を、見事に現代へ継承していると感じる。普段は腕時計だが、上の写真のようにデスククロックでも、チェーンと付けて懐中時計としても使えるという、機能性も兼ね備えるのも魅力。

 

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そしてピニンファリーナ・オタンタ・セイ。

この時計を手に取ってみて、最も驚いた事が軽さだ。比較的薄型のチタンケースとラバーベルトがスポーティな雰囲気を醸し出す。また名前の通り、著名なデザインスタジオとコラボしただけあって、他のクラシカルなコレクションとは一線を画す顔立ちだ。


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最後のシメはリサイタル22 グランドリサイタル。

言わずもがなボヴェの最高傑作。

2018年のGPHGで金の針賞(最優秀賞)に選ばれた実績もある。立体的な地球と月がそれぞれ回転し、独自の方法でローカルタイムと月齢を表示する。機能は表だけにとどまらず、裏側にはパーペチュアルカレンダーを備えている。

腕時計という枠を超えた“芸術作品”と呼ぶにふさわしい一本だ。

 

今回はここまで。

紹介させていただいた時計の魅力は、写真だけで伝えるのは非常に難しいのが実際のところ。

是非とも銀座のボヴェブティックに足を運んでいただき、その時計の“本当の魅力”を直接感じていただきたい。

 

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